“エコキュート”のお湯が”ぬるい”原因5つ!”設定温度”で快適に!

休止モード

~エコキュートのお湯がぬるい時の原因とは!設定温度がポイント!~

温度設定

大変暑い夏がすぎ、最近急激に寒さが厳しくなってきましたね。

1日の終わりに暖かいお風呂に浸かりたい!という時、エコキュートで沸かしたはずのお湯がぬるい…なんて嫌ですよね。

☆エコキュートのお湯がぬるい原因は?
☆エコキュートの設定温度は何度がいいの?
☆冬のエコキュートはどう使う?

こんな疑問をひとつずつ解消していきましょう!
快適に冬を越せるよう、エコキュートでも寒さ対策が大切です!

目次

エコキュートのお湯がぬるい原因は?

シャワー
お湯がぬるくなってしまう原因は主に5つあります。 まずは原因がなんなのかを解明するところから始めましょう!

☟そもそもエコキュートとは?詳しくはこちら☟

➊エコキュートの故障

故障

エコキュートのお湯がぬるい時、まず考えられるのは、エコキュート本体の故障です。

各部品の経年劣化等で、給湯に問題が生じている場合が多いです。

エコキュート本体の故障が原因の場合は、お風呂だけでなく全ての蛇口から出るお湯がぬるくなる特徴があるため、お風呂以外の蛇口からもお湯の温度を確認してみて下さい。

故障が疑われる場合は、メーカーやエコキュート修理業者に相談しましょう。

故障

➋タンクに充分なお湯がない

エコキュート

エコキュートは、貯湯タンクに貯めた熱湯に、水道水を加えて温度を調節したお湯を給湯する仕組みです。

そのため、貯湯タンク内に十分なお湯がないと、水道水の割合が増え、結果的に給湯の温度が下がります

また、沸き上げから時間が経った状態で水量が少なくなると、お湯が冷めやすくなってしまうことも。

貯湯タンク内の残湯量は、リモコン等から確認し、必要に応じて沸き増しをして下さい。

☟エコキュートの機能についてはこちら☟

エコキュート

➌タンク内の温度設定が低い

貯湯タンクや水栓の温度設定が低くなっていないかどうかも確認してみて下さい。

特に、冬場は貯湯タンク内のお湯を高めに設定しておかないと、実際のタンク内のお湯の温度が下がってしまうことが多いです。

➍お湯を複数か所で同時に使用している

お湯

お風呂と洗面所等でお湯を同時に使用している場合、給湯の際の温度がぬるくなってしまうことがあります。

この時は同時に水圧も上がりにくいため、水圧が低くぬるいお湯がでてくる時は、別の蛇口でお湯を使用していないか確認してみて下さい。

お湯

➎配管が冷たくなっている

エコキュートとお風呂を繋ぐ配管は屋外にあるため、特に冬場は配管が冷たくなり、最悪の場合では凍結してしまう等のおそれがあります。

エコキュートからお風呂にお湯を運ぶ際にお湯が冷めてしまうため、エコキュートからお風呂までの距離が遠く、配管が長くなっている場合は要注意です。

配管の凍結は、お湯が全く出なくなってしまう場合もあるため、凍結防止対策をしておくことが大切です。

配管

☟配管の凍結防止対策等について、はこちら☟

配管

エコキュート設定温度は何度が最適?

リモコン

エコキュートのお湯がぬるい場合、設定温度の低さ“が原因のことが多いです。

では、丁度いい温度で使用するために最適な設定温度は何度なのでしょうか?

〇リモコンの温度設定は50~60℃に!

リモコン

リモコンで設定した温度のお湯は、エコキュートからシャワーや蛇口等に送られる間温度が下がってしまいます。

例えば、リモコンの温度を40℃に設定した場合、蛇口に届く頃には37℃程度になってしまいます。

また、お風呂の蛇口に多く採用されているサーモスタット混合水栓“は、エコキュートのお湯に水を混ぜて温度調節する仕組みです。

この場合、さらにお湯の温度が低く給湯されるため、リモコンの設定温度は”50~60℃”程度にすることが推奨されています。

リモコン

節約につながる!

光熱費

お湯の温度を高く設定しておくと、高熱費が高くなるのでは…?と気になる方もいらっしゃるかと思います。

しかし実は、50~60℃”の設定温度は、省エネで節約にも繋がるんです!

低い温度で設置しているお湯を、蛇口から出てくるときに最適な温度に調節するのは微調整が難しく、ぬるいお湯が出てしまい最適な温度のお湯が出るまでに時間がかかってしまうことが多いです。

高い温度から調節する方が、かえって使用するお湯や水の量も少なくて済むため、光熱費の節約にも繋がりやすいです。

光熱費

清潔さも保てる!

清潔なお風呂

お湯や水に発生しやすい菌は、20~45℃で繁殖しやすいと言われています。

そのため衛生の観点でも、貯湯タンクに貯めておくお湯の温度は45℃以上が望ましく、60℃以上にすれば菌は死滅するとも言われています。

毎日お風呂等で使用するお湯の清潔さを保つためにも、設定温度を“50~60℃”にしておくのがベストだと言えます。

清潔なお風呂

冬のエコキュートはどう使う?

凍結

冬は外気温の低さ使用頻度の高さから、エコキュートの故障も多い時期とも言えます。

冬でもエコキュートを故障させずに最適な温度のお湯で使用するため、気を付けるべきポイントを3つご紹介します!

➊エコキュート/水栓の設定温度を50~60℃にする

休止モード

まずは、リモコンでお湯の設定温度を50~60℃にしておくことが基本です。

外気温の低さによって設定温度を調整すると、ぬるいお湯が出てきづらくなり、凍結の防止にも繋がります。

特に、サーモスタット混合栓を使用している場合はリモコンの設定温度を、実際に使用するお湯の温度より5~10℃高くしておかないと、最適な温度のお湯は出てきません。

休止モード

➋配管の凍結対策をする

配管

冬は、配管の凍結を防止するために、凍結防止ヒーター等の設置をご検討下さい。

特に冬の夜は、首都圏等でも配管内に残った水分が高確率で凍ってしまう程冷え込みます。

化粧カバーや凍結防止ヒーター等を設置していない場合でも、前日のお風呂の残り湯を浴槽にはったままにしておく夜、蛇口から少しの水を出しっぱなしにしておく等の対策も有効です。

水を出しっぱなしにすると多少水道代がかかりますが、配管の凍結でお湯が使えなくなったり、本体の故障につながる事もありますので、凍結防止策は重要です。

配管

➌寒冷地仕様のエコキュートを使用する

冬

最低気温が-10℃を下回る程冷え込む地域では、寒冷地用のエコキュートをオススメします。

寒冷地仕様のエコキュートには、デフォルトで、配管や貯湯タンクに凍結防止機能が搭載されていたり、施工時も断熱材を巻く等の措置をすることが多いです。

もちろん、寒冷地仕様のエコキュートなら寒さで壊れることは絶対にないとは言い切れませんが、一般地仕様よりはリスクが低いです。

冬

まとめ

エコキュート

エコキュートのお湯がぬるい主な原因5つと、冬のエコキュート使用について解説してきました。

1日の疲れや冷えを解消するために、最適な温度でお風呂に入ることは大変重要です。

特に冬は、寒さでエコキュートにトラブルが起きやすい時期でもあるため、ぜひ事前の対策をしておきましょう!

今回ご紹介した方法でも改善しない!という場合はエコキュートの故障の可能性があります。

エコキュートに関するトラブルは、お早目にライフパートナーにご相談下さいませ!

☟エコキュートのご相談はライフパートナーへ!☟

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